ゼブラのハードG、タチカワ、日光…つけペンには沢山のメーカーがあるけど、メーカーによって描き味が様々。
初心者におすすめなのがゼブラのGペンです。ゼブラは明治30年に日本で初めてつけペンの生産を開始し、今でも時代に合わせたペン先を作り続けているからです。
今回はゼブラのgペン、チタンGペン、そして大人気のハードGペンの書き味をそれぞれ試してみました。
gペンの使い方はこちらの初心者向け Gペンの使い方インクのつけ方を参考にしてください。
Gペン以外にも丸ペン、カブラペンも使ってみたい!という人はGペン丸ペンカブラの3種類のペン先が使えるデリーターお試しセットがおすすめです。
ゼブラGペンレビュー
では通常のGペンからいきます。今回お借りしたイラストは二次利用が認められている佐藤秀峰先生の「ブラックジャックによろしく」です。
ペン先が固く、思った以上に描きずらかったです。線とかガタガタやーん(宮川大●風)
固く扱いにくかったため強弱が思ったよりつけられませんでした。描き続ければ馴染んでくれるかな。
感想
3種類の中で一番描きづらいと感じました。使い始めだからペン先が硬いのかも。
ただ3つの中で一番安く買えるので、つけペンの練習を沢山したい人にはおすすめです。
ゼブラ 漫画用ペン先 Gペン No.G 10本 PG-6B-C-K
チタンGペンレビュー
続いて金ぴかに光るチタンGです。チタンGとはGペンの表面にチタンがコーティングされているものです。
通常のGペンよりも耐久性が高く、摩擦にも強いのが特徴です。使った結果がこちら
滑らかで物凄く描きやすかったです。特に顔の曲線が気持ちいいくらいススッと引けたので大満足。
少し力をこめるだけで線の強弱も簡単につけられます。細い線から太い線までストレスなく描けました。通常のgペンよりおすすめ!
ゼブラ 漫画用ペン先 チタンGペンプロ 10本 PG-7B-C-K
ハードGペンレビュー
発売されるや否や、全国で売り切れが相次いだゼブラのハードGペン。
・ゼブラが1000人の漫画家・イラストレーターからペン先についてヒアリング
・「強い筆圧に耐えれる」「細い線が引ける」「耐久性がある」この3つを満たすものを作りたい
・約4年の月日をかけて開発
その後、発売されるや否や瞬く間に売り切れ。Amazonや楽天でも入手困難な日が続きました。
そんなゼブラ様の渾身の一作を使わせて頂きました。
私は筆圧が強い事もあって、今回のハードgが一番描きやすかったです。本来丸ペンじゃないと描けないような目、鼻の部分もこれ一本で綺麗に描けました。これには感動!
ペン先も三種類の中で一番硬くなってるんですが、紙に引っかかる事なく細い線も太い線も描けます。
耐久性もあるので丸ペンみたくすぐに開くこともなし。まさに1本で色んな線が引ける夢のペン先です。
ただ、ペン先が硬くできているので筆圧が弱い人には向かないと思います。筆圧が弱い人はチタンG、筆圧が中~高の人はハードGがおすすめです。
ゼブラ 漫画用ペン先 ハードGペン 10本 PG-8B-C-K
gペンの代用になるペン・万年筆
「つけペンは使いずらい…」と、感じる人におすすめなのが漫画を描くのに特化したスクールGというペンです。
カートリッジ式になってるので、インクをつけずに漫画を描き続ける事ができます。スクールGのレビューは漫画描くペンでおすすめ!タチカワ新ペン先スクールGについてに書いてます。
万年筆だと滑らかで描きやすいkakunoがおすすめです。中字と細字があるので、好みで使い分ける事もできます。
カクノのレビューはパイロットのカクノは万年筆で絵を描きたい人におすすめに書いています。
おさらい
ペン先の硬さは好みと筆圧で選ぶのがポイント
筆圧が弱い人はチタンG、筆圧が中~強い人はGペンかハードGがおすすめ
ハードGペンは細い線、太い線を滑らかに引けるすぐれもの!
こちらもオススメ
Gペン丸ペンカブラの3種類のペン先が使えるデリーターお試しセット