絵が上達しないと感じる人に読んでほしい一冊の本

絵が上達しない!原因と解決策を知るには「絵はすぐに上手くならない」がおすすめ

読もう読もうと思って後回しにしてしまっていた、成冨ミヲリ先生の絵はすぐに上手くならないを読みました。

とても有名な本で、それ故に賛否もありますが私にとっては凄くタメになったので紹介させてください。

この本の内容について大まかに説明すると

  • 「絵が上手い」とは何か。「絵が描けない」のはなぜか、という根本的な解説
  • あなたにとって絵を描く事は目的なのか、それとも漫画等を書くための手段か
  • 「デッサン」についての筆者の考え方
  • 自分の描画能力を分析し、自己判断を行ってどの部分を伸ばすかを考えさせる
  • 技術向上のためのトレーニング方法の紹介(クロッキー、デッサン。写真模写etc)

こんな人におすすめ

  • 独学でも絵が上手くなりたい人
  • 自分の絵に自信がない人
  • なぜ絵が下手か分からない人
  • 一から絵を勉強するのではなく、自分の目的に合わせた部分の画力向上を測りたい人
  • 客観的に自分が得意な部分(アイディア、構成力等)について考えたい人
  • 論理的に絵が描けない原因、上達する為の方法を知りたい人

こんな人には向かないかも…

  • 文字を読むのが苦手(字もちょっと小さいです)
  • 論理的ではなく、イラストメインで視覚的に勉強したい人
  • トレーニング方法についてイラスト・写真つきで詳しく知りたい人(イラストも描かれてますが、文字がメインでイラストは下半分に書かれている感じです)
  • 既に上手い人。絵の学校に通っている人

個人的に「独学でイラストを勉強していた」「仕事としてイラストを描くわけじゃないが、ある程度上手くなりたい」「上達できず、伸び悩んでいる」人向けだと思います。

私は「下手でも自信を持ちたい、上達したい。趣味として楽しく描きたい」という目的でこの本を読みました。

「上手い絵」とは

この本はこちらで紹介した人体クロッキーと同じ様に、上手いとは何か、描けない原因は何か、上手くなるにはどうしたらいいか、という事が論理的に書かれています。

成冨先生が書かれている上手い絵は二種類あります。

技術的に上手い絵と、形を知っているうまい絵です。

これらについて語られた後「能力を知って、上達するためにこうしようね」という説明がされていきます。

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絵における能力について

成冨先生は絵における能力を8つに分けて解説しています。

アイデア…アイディアの質と量が安定している

オリジナリティ…感覚と研究によって独自性を打ち出す

形状ストック…多くの形を覚えている

構図構成力…視野角が広く、全体を把握する事のできる

形をとる力…形を素早くとり、形の狂いを修正できる

立体を把握する力…立体感、光と陰影について理解している

テクニック…線が安定しており、描写のテクニックを会得している

完成させる力…集中力を持続させ、自分自身を管理する

これらの解説+職業別に必要な能力+その職業に効果的なトレーニング方法をかいてます。

例えば、デザイナーだったらアイディア+構図構成能力が最も高く、トレーニング方法はクロッキー、デッサン等です。

成冨ミヲリ先生のイラスト

私はこの本をこれから何度も読み返したいと思いましたが、この本の一番のデメリットを挙げるとすると「先生の完成作品(絵)が少ない」という点だと思います。

実際のスケブ絵はクロッキーの写真があるくらい。ページ数の関係でこうなったのかなぁ。

Twitterにて先生の作品が見られるのでご紹介。

人物デッサン。

本の最後にも写真が小さく載っていましたが、とても綺麗な先生です。

まとめ

「絵はすぐに上手くならない」は、「絵はすぐに上達しないけど、自分の短所と長所、目的に合わせたトレーニング方法を行えば必ず上達するよ」という事を教えてくれる本です。

特に私のように自信が無い、でも上手くなりたいし描き続けたいという人にはおすすめです。

機会があったら是非読んでみてください。

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