イラストを上達させる練習方法は?それを知るには●●に聞くべし!

イラストを上達させる方法は?練習方法は?それを知るには天才に聞こう!

「何かを上達させたければ、その道のプロに学べ」とはよく言われている言葉ですね。これはもちろん絵にも適応します。

というわけで、世界一多才であり天才なレオナルドダヴィンチ。彼の「レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 上」という本から彼の絵の練習方法、考え方について述べている部分をまとめてみました。

この本、おすすめではあるんですが初版が1954年と、とても古い本で漢字も旧字が多く使われていてちょっとわかりずらいです。今回はその内容を自分なりにわかりやすく書いたものをまとめました。

古い本ですが図書館にはあると思うので、気になる方は読んでみてください。

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上手い絵、優れた絵の特徴について

優れた名画とはどのような物であるべきか。

第一に、運動が運動する人の心理に該当しているかどうかということである。

第二に、陰のある物体の多少ともある浮彫が距離に応じていること

第三は、肢体の均衡がその全貌の比率に照応していること

第四に、場面(シーン)の飾りがその行為の飾りにかなっていること

第五に、肢体の表現が描かれる人の状態に応じている事。つまり、上品な人には上品な肢体、ぶこつな人にはぶこつな肢体。

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自分の絵に対する他人からの批判について

我々の判断以上に、我々を欺くものはない。まさしく、それは我々の仕事に宣告を与える場合には働くが、敵の作品をさばく場合には立派であっても、味方のに対しては無力なのである。

(中略)君は友人の言葉よりも叛逆者のいう事に進んで耳を傾けた方がいい。なぜなら、友人は羨望や嫉妬にかられ、嘘によって創作者の目をくらますことがあるからだ。

絵の練習方法と順序について

まず、第一に遠近法を学ばなくてはいけない。次にあらゆるものの規則、次に立派な肢体に慣れる為に、色々な名匠の作品をみること。

第一にその肢体とその労働する所を学ぶべきだ。こういう勉強を卒業したら、次に人間に起こる様々な事柄に応ずる動作を追求し、第三に歴史書を構成してみなければならない。

歴史書の習作はその事柄に従ってたびたび起こされる自然の動作からうつされるべきである。

歴史書の作成方法について

街と言わず畑と言わず、常に上の事に注意を払い、これを書き留めていかなくてはならない。

すなわち頭の代わりに〇を描き、腕の代わりにまっすぐで折れた線、足や胴体も同様に描く

そして家へ帰ったら、こういう覚え書を完全な形に仕上げなければいけない。

常に小さなノートを持ち歩く事。そして通りすがる人々の笑いや悲哀を観察し、その時の運動、表情を描きとめること。

ノートがいっぱいになったら新しいノートを買って、同じことを繰り返すといい。人物の動作などは多様なため、全てを記憶することは難しい。このノートを保存することは、君の財産となる。

絵の確認方法について

鏡をとって、そこに自分が描いた作品を映し、自分の作品と鏡に映った映像が一致しているかどうかを深く考えて描く。

根源的な影および派生的な影とは何か、明暗すなわち闇、光、色彩、形態、情景、遠近、運動および静止とは何かを定める事ではあるが、以上のものは手ではなくもっぱら頭脳によってのみ把握させられる

遠近法とその三つの性質について

第一は、縮小の理法に関するもの。目から遠ざかっていく対象を縮小遠近法という

第二の性質は、目から遠ざかってゆく色彩の変化する方法を意味する

第三には、いかに対象が遠ざかれば遠ざかるだけぼやけねばならないか

以上の名称は線的遠近法、色彩遠近法、消失遠近法とでもいおうか。

※この他にダヴィンチが自らあみだした空気遠近法(一線上に並んでいるように見える種々の建物の用いる距離を空気の変化によって変えること)があります。モナリザの背景にも使われています。

絵を描く人が解剖学を勉強する必要について

なぜ芸術家は解剖学を知る必要があるのか。

裸体の人々によってなされうる姿勢や身振りにおける肢体を上手に描くためには、腱や骨や筋や腕肉の解剖を知ることが芸術家には必要である。

なぜなら、それらが様々な運動や力によって、腱もしくは筋がかかる運動の原因になるかを把握し、表現するためである。

どんな具合に筋が骨格を覆い、または包んでいるかを観察し、これに加えてその筋そのものがいかにその間に存在する表面上の空間をあらわしているか。

どんなに太っていても決して見失う事のない筋はどれか、痩せて衰えていても見失わない筋はどれかという法則に注意するといい。

人物を描く時に気をつける事

人物を描くなら、その人物が心に抱いている所を十二分に表現するだけの動作をさせなければいけない。

身体の大きさに一致するのみならず、年齢にもつりあうように見える肢体を人物におさえることに深い知識を持つべきだ。

大人は筋張って筋肉も多く、老人はしわくちゃの皮膚をしてごつごつして静脈を多く描かなくてはいけない。

歴史書の作成を早速やってみる

小さなノートはクロッキーするためにいつも持ち歩いてるんですが、早速「ささっと描いたものを家に帰って完成させる」というのをやってみました。

本当は〇と棒で描くんですが、くせでしゃしゃっと描いてしまいました。

そして頭の中に人物は思い出せるんですが、描き始めると何となく違う感じに…難しい。

この方法は記憶術の本に描いてたのとほとんど同じなので、人物を記憶する、というのに凄く役立つ方法だと思います。

持ちあるくのは100均にある文庫本や下のライフノートがおすすめ。

開きにくいと感じた場合は文房具やさんに売ってるダブルリングのノートがおすすめです。

まとめ

  • 上手い絵とは肢体、影と光などが理にかなっていること。
  • 絵を上達させるには遠近法を勉強し、肢体を勉強し、上手い人の絵を見ること
  • 解剖学を把握することで筋肉の動きや表情を理解し、理にかなった動きを表現することができる
  • 描いた絵は鏡に反映させ、バランスがとれてるか確認すべし
  • 日頃から人々の表情、動きを見て丸や棒など簡略化した図で描く。家に帰ったらその覚書を完成させること

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