アナログ漫画に文字入れするには、文字を入力できるお絵描きソフトが必要になります。
ここでは誰でもダウンロードできるフリーソフト、AzPainter2を使って文字入れする方法について解説していきます。
ダウンロードする
まず、AzPainter2をこちらのサイトでダウンロードします。
ダウンロードの方法についてはこちらの記事を参考にしてください→Azpainter2をダウンロードする方法
起動する
AzPainter2(以下、アズペ2)をダウンロードしたら、上の、メニューから
ファイル→開くを選択。
文字を入れたい漫画を選択します。
レイヤーを作成
漫画を開いたら、次にレイヤーの準備をします。
やり方は色々あるんですが、個人的にやりやすいと感じたものを紹介します。
まず、右側に表示されるレイヤの画面からレイヤ→追加を押して、
新規レイヤーを三つ作成します。
レイヤの上をダブルクリックして、上からフキダシ、文字、白と
名前を変更します。
文字入れ
上記で作った文字レイヤーを選択。
そして鉛筆のマークやペンマークがあるメニューにて、テキスト(T)を選択。
Tを選択したまま、台詞をいれたい部分をクリックします。
すると、右側にテキスト画面が表示され、打った文字がマンガに反映されます(※反映されない場合は、テキスト画面のプレビューにチェックが入ってるか確認してください)
縦書きにチェックを入れると、上のように縦文字が打てます。
ここで重要なのはアンチエイリアスにチェックを入れること。
これを入れてないと線がガタガタになります。
長いセリフを改行したい場合、テキスト画面の方で改行すれば、それが反映されます
何でしょうこのセリフ。
とりあえずこれで文字入れが完成です。
フキダシを入れる
フキダシレイヤーを選択します。
ツールからペンを選び、下にある円(図形)を選択。
すると、このようになります。
枠線にかぶってしまいますが、気にせずに図形ツールで文字を囲みましょう。
枠線の上にフキダシを入れる
フキダシの中の枠線を見えなくします。
先ほど作った白というレイヤーを選択。
塗りつぶしツールを選択→パレットから白を選択します。
そして白のレイヤーを選択したまま、フキダシレイヤーの青いマークの隣をポンっと押します(画像参照)
青いマークの隣がピンク色に変わりました。
この設定のまま、フキダシの中を白で塗りつぶしましょう。
すると以下のようになります。
やったー見やすい!!
透明だったフキダシ内を白で塗りつぶすことで、枠線の上にフキダシを浮かび上がらせました。
この塗りつぶしは、円ツールを使ったフキダシ以外にも使えます。
ペンツールで描く場合は、きちんと線でつなげてから白で塗りつぶしてください。
まとめ
アナログ漫画の文字入れは、テキストツールがあるお絵描きソフトならどれでも出来ます。
AzPainter2は初心者でも扱いやすいので、慣れてきたら他のお絵かきソフトでも試してみてください。